美味しいものを少しだけ

主に神奈川・東京食べ歩きブログです。美味しいものの備忘録。

紫式部の硯(すずり)に思いを馳せた【叶匠寿庵】の和菓子『葛焼き染め筆』・滋賀県石山寺門前にて

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『葛焼き染め筆』


紫式部ゆかりの古刹 

滋賀県大津市「石山寺」(いしやまでら)


来年のNHK大河ドラマは紫式部の生涯を描いた「光る君へ」


石山寺は紫式部ゆかりの品を数多く所蔵されています。


平安時代、貴族達の間では石山寺への参詣が盛んに行われていました。

紫式部は石山寺に参籠し、あの源氏物語を書き始めたとか。

その時に使われた硯(すずり)が、現在も石山寺に大切に保存されています。





「石山寺」の門前に、滋賀を代表する和菓子屋「叶 匠寿庵(かのうしょうじゅあん)」の石山寺店があります。



店頭ではおなじみのお菓子の他に、石山寺名物「石餅」も。


【店内メニュー】


石餅がお茶付きで350円とはありがたい。


5月~9月にはかき氷があって、そちらも美味しそうでした。

石餅かき氷(抹茶小豆/みぞれ) 
かき氷 若紫

2023年の夏、HPの写真です。
どちらも600円とかなりのお値打ちですが、来年の夏はどうなるんでしょうか✨





店内は2人席が二つ、4人席が三つとこぢんまりとしています。

店員さんの感じも良く、とてもいい雰囲気


旅行の最終日だったので「石餅」はお土産にすることにして「葛焼き染め筆」をお願いしました。


2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の放送に向け、2023年の5月にできた新メニューです。


重たい、本物の硯でした。

背筋が伸びますね🤭

薄墨と濃い墨を表現した二色の葛焼き

薄墨には小豆、濃い墨には黒豆が。

どちらも素朴な味わいです。

まずは一口。

続いて抹茶と、墨に見立てた黒蜜を掛けていただきます。

黒蜜が本物の墨に見えました。



紫式部が使ったとされる硯は、とても豪華な作りです。

左の墨池には鯉が(濃い)右の墨池には牛(薄い)があつらわれています。

紫式部が使ったとされる古硯(石山寺保管)


『葛焼き染め筆』

凄いものをお作りになる。

平安ロマンを感じながら、たおやかな心持ちで美味しくいただきました🥰

店舗情報まとめ

店名 叶 匠壽庵 石山寺店
電話番号 077-534-6331 
住所 滋賀県大津市石山寺3-2-37
アクセス 京阪「石山寺駅」下車後、徒歩約10分。 
営業時間 10:00~16:30(L.O.16:00) 変更あり
定休日 水曜日(休日の場合は営業) 変更あり
席数 15席 
予約 予約不可 
駐車場
公式アカウント ホームページ インスタ  

※価格等店舗情報の最新情報はお店の公式SNS等でご確認ください。

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お正月といえば「あも」ですね。