私事ですが
今から30年近く前になります。
学芸大学に週一で通っていた「夢呆」(むほう)というお蕎麦屋さんがありました。
その頃夫は超激務で、休みの日は昼近くに起きてきて
「疲れすぎて何も食べられない・・・😰 夢呆の蕎麦なら食べられるかも・・・。」
と力なく言うのです。
かわいそうですね。
「よし!蕎麦だ!」と心の中でガッツポーズをとる非情な妻。
ほんとにかわいそうですね。
そんな夫の命のそば屋さんは20年くらい前になくなって、
今は「リュードパッシー」という凄く美味しいケーキ屋さんになっています。
その後「夢呆」は白金に新しく出来たと知って何回か伺いました。
白金駅 徒歩2分
お店情報
1階店内に飾ってあります。
ビートルズファンなんですね。素敵です。
このころは今よりもっと写真がぞんざいです💦
お昼のセットは
ミニ丼が (天丼 ・かき揚げ丼 ・そぼろ丼)
+
そばorうどん (かけそば ・たぬきそば ・ぶっかけ)
からのチョイスで990円(税込)です。
お昼の終わる時間ギリギリに行ったせいかな。
かき揚げの揚げたて感が少なかった。
お昼のセットはお得ですが、普通に単品で頼んだ時の方が美味しい気がします。
たまたまですかね。
写真はないのですが、この日の前に伺った時にいただいた温かい「刻み蕎麦」はしみじみ美味しかったです。
食べ物はその時の気分や体調、食材の時期もあって
感じ方は変わります。
美味しお蕎麦屋さんですが以前のお店と全く同じというわけではない。
思い出の中で美化され続ける命の蕎麦。
先日ひょんなことから夫が
「夢呆」から暖簾分けしたお蕎麦屋さんが中目黒にある事に気が付きました。
灯台もと暗しで、普段うろちょろしているこんな近くに、
しかも20年前からあったのに気づかなかったとは💦
中目黒駅 徒歩5分
「驀仙坊 」(ばくざんぼう)
山手通りからちょっとだけ奥に入った通りにあります。
スッキリ素敵な佇まい。
『驀』はまっすぐに突き進むという意味です。
夢呆で8年修業された店主が、2001年に開かれたそうです。
42席あって
ひとりでも家族連れでも利用しやすそうです。
メニューの一部です。
随分と品数が多いですね。うどんもありますし。
取り敢えず
「今月のおすすめ」から
私は以前の『夢呆』に一時期あった京都の白みそを使った鍋焼きうどん(幻の鍋焼きうどんと呼ばれています)があったらうれしいなと思いました。
しかし残念ながらなかったので、
夫の思い出のメニューを二品
なめこおろしそば
そばの量は少なめです。
蕎麦の香りが優しい美味しいおそばです。
かき揚げ丼
夫は「ほぼ同じ味だ」と涙を流して(ウソ)喜んでいました。
「夢呆」も「驀仙坊」もタモリさん行きつけのお店という事で有名らしいですが、お見掛けしたことはありません😊
住所:東京都目黒区青葉台1-22-5
電話番号:03-3792-8823
営業時間:[月~金]12:00~15:30(L.O)18:00〜21:30(L.O)
[土・日・祝]12:00~20:00(L.O)
定休日:火曜・第3水曜