「長命寺(ちょうめいじ) 桜もち 山本や」
「長命寺 桜もち やまもとや」さんは
1717年(享保二年)の創業。
向島界隈には「志”満ん草餅 」や「言問団子」など、古くからの美味しい和菓子屋さんが幾つもありますが、桜餅一品でここまで愛され続けるお店はすごいです。
実に300余年にわたって桜餅を一筋に作られてきました。
看板に歴史を感じます
そもそも桜餅の歴史・道明寺との違いは
江戸時代、隅田川のほとりに建つ長命寺の門番であった創業者山本新六さんが、大量に落ちてくる桜の葉を利用できないかと考え、塩漬けにして餅を巻いて売り出したところ大変な評判となり、それが全国へと広まっていったそうです。
関東の桜餅は小麦粉などを用いたクレープ状の皮でこし餡を包み、塩漬けした桜の葉でさらに包んだものが一般的です。
関西の桜餅はもち米(道明寺粉)を使った「道明寺」と呼ばれるものです。
関東の桜もちと関西の桜もち、違いはあれどどちらもお寺由来なのが面白いです😊
私はずっと「道明寺」派だったのですが、ここ何年かですっかり「長命寺」派になりました。
いや、どちらも美味しいとやっと気づいたんですね💕
「長命寺 桜もち やまもとや」さんの店内の様子・お値段・賞味期限など
店内には緋毛氈の敷かれた大きな縁台があり、お茶と桜もちを楽しむ事ができます。
FREE Wi-Fi 利用できます😄
私が伺った時は桜もち一個のお値段が220円だったのですが、1月から250円に値上げされたようです。
価格改定のお知らせ
— (公式)長命寺桜もち@墨田区向島 (@cmj_sakuramochi) 2022年11月25日
令和5年1月1日㈰より価格を改定致します。
年内予約でも、お受け取りが1月1日㈰以降ですと、新価格での対応となります。
詳細は、お電話にてご確認いただけると幸いです。
新価格表を添付していますので、ご覧ください。
よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/0gTNEOxAhp
こちらが「長命寺の桜もち」
よく見かける桜餅とちょっと違いますよね。
大きめの桜の葉三枚でしっかり包まれています。
葉を剥がすと桜色ではなく白い皮
小麦粉と水だけを使い、一枚一枚熟練の手で焼かれています。
桜の香りと微かな塩気の移ったもっちりとした薄皮に、上品な甘さのこし餡。
繊細な素材の味を楽しめます✨
葉っぱは食べるか食べないか
道明寺の小さめで柔らかな葉は美味しいですよね。
長命寺の桜もちの葉は大きくて固めです。
食用なので食べられない事もないのですが、お店も、桜の葉は餅の乾燥を防ぎ香りを楽しむためなので、剥がして食べるのがおすすめだそうです。
三枚一緒には流石に無理だと思いますが、一枚残して葉の香りと食感を楽しむ方もいるそうです。
私は全部剥がしていただきます。
添加物は使われていないので賞味期限は本日中です。
お取り寄せは難しいですね。
手作りで一日に作られる数にも限りがあるので、桜の頃は予約注文だけで当日売りがない場合もあるので注意が必要です。
繁忙期は店内での提供ができない日もあるそうで、お店の公式SNSや電話などで要確認です。
アクセス・店舗情報
浅草駅、押上駅、曳舟駅どこからも歩いて15分以上かかりそう。
見どころの多い場所ですから、散歩がてら伺うのもいいですね。
お店の前に3台分駐車スペースがあります。
店舗情報
店名 | 長命寺(ちょうめいじ)桜もち 山本や |
---|---|
電話番号 | 03-3622-3266 |
住所 | 東京都墨田区向島5-1-14 |
営業時間 | [火~日] 8:30~18:00 |
定休日 | 月曜日 |
席数 | 20席 |
予約 | 電話で注文予約 |
駐車場 | 有 店の前に3台 |
参考URL | ホームページ Twitter インスタ |
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